【FX】チャートの見方【基本】



副業

トンカチとは

トンカチとは、上影が実体よりも長くて、下影が無いものです。 上影陰線または上影陽線でもあります。
「カラカサ」とは逆で、長いヒゲの下に小さな実体がぶらさがっている形です。

この「トンカチ」も「カラカサ」と同様に相場反転の合図になります。

ヒゲの長さが大きいほど相場反転の可能性が大きくなります。

もちろん陽線ならより可能性が高くなります。同じ足でも、出る状況によって意味が変わります。

トンカチではヒゲに注目しましょう。

十字足とは

十字足とは、寄引同事の足のことです。

寄引同時線=十字足。寄り付き値と終値が一致することで、ローソク足では「+」の形となることに由来します。

この場合の安値を「下ヒゲ」、高値を「上ヒゲ」と呼び、例えば安値圏での下ヒゲの長い十字足は、上昇相場につながることが多いです。

十字足では相場がもみ合っていることを示します。

相場が「迷っている」状態にあると言えます。

一つの方向に決め付けず、いろいろな可能性を検討することが大切です。

陽のコマ・陰のコマとは

陽のコマとは、上影、実体、下影がいずれも短い足です。小陽線でもあります。 (実体が陽線)

陰のコマとは、上影、実体、下影ともに短い小陰線です。 (実体が陰線)

「コマ」とは実体の上下があるものの、実体もヒゲも全てが短くなっているローソク足のことです。

この「陽のコマ」と「陰のコマ」はいずれ、相場が大きく動き出すことを暗示します。

「コマ」が出たら注意が必要です。

ストキャスティクスとは

売られすぎ、買われすぎの参考になるのがこの「ストキャスティクス」です。

オシレータ系(振幅を測る)の分析手法で、高値、安値、終値の3種類を使って作成します。

過去における高値、安値に対して、当日終値がどのような位置にあるのかを数値化したもので、%K=短期線、%D=中期線、%SD=長期線の3本の線を使って売買サインを探ります。

基本的には、20~30以下が売られ過ぎ、70~80以上が買われ過ぎと見ます。

「ストキャスティクス」は相場転換の判断で補助的に使うのが効果的です。

MACDとは

MACDは、トレンドをはかるのに最もわかりやすい指標のひとつです。

MACDとその移動平均線である「シグナル」の2つの指標から、買いサインと売りサインをわかりやすく判断できるようになっていて、短期のトレンドをきれいに出してくれます。

上昇トレンドであればMACDは上昇、下降トレンドの場合はMACDの値も下落します。

MACD一つで様々なシグナルがわかります。

MACDは0ラインを意識して、0ラインより下での「ゴールデンクロス」、0ラインより上での「デッドクロス」に注目しましょう。

グランビルの法則とは

グランビルの法則は、アメリカはウォール街の著名な株式アナリスト、ジョセフ・グランビル(Joseph E. Granville)があみだした、株価と移動平均線の位置関係を利用した手法です。

4つの買いパターンと4つの売りパターンがあると言う法則であります。

このグランビルの法則はエントリーのタイミングを見る「基本」となります。
この法則を使って、実際のトレードに活用できれば、トレードの勝率は「格段」に上がると思います。

カラカサとは

カラカサとは、下影が実体より長くて、上影の無いものです。 下影陽線または下影陰線でもあります。

相場の反転を暗示するもので、長いしたひげの上に、陽線または陰線の実体が乗っている形です。
この「 カラカサ 」が出たら相場が反転した可能性を考えるべきです。

陽の丸坊主とは

陰の丸坊主とは、大陰線で、影のないものことです。

サブプライムローン問題をきっかけに「クロス円」の相場が急落した時などでも、すごく長いこの「陰の丸坊主」が続きました。

上昇中に現れれば下降転換、下降中に現れればさらなる下落を暗示する足です。

陰の丸坊主は上昇が長く続いた後に急にに出ることがよくあります。

ローソク足とは

チャートの中でも、一番重要なのが「 ローソク足 」です。

ローソク足(ローソクあし)は、株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。

単位期間を定め、単位期間中に初めに付いた値段を始値、最後に付いた値段を終値、最も高い値段を高値、最も安い値段を安値とし、この四種の値段(四本値)をローソクと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べてグラフとしたものです。

ローソクには、始値よりも終値が高い陽線(ようせん)と、始値よりも終値が安い陰線(いんせん)の2種類があります。

古くは陽線が赤、陰線が黒で書き表されていた事、値段が上ると明るい印象があり、下がると暗い印象がある事、相場の動きを陰陽道に絡めて考えた事などから陽線・陰線の名が付いています。

相場に関する印刷物が刊行されるようになった際、コストの高いカラー印刷を嫌って陽線を白抜きの四角形、陰線を黒く塗りつぶした四角形で表示する様に変化し、現在では黒と白で表示するのが暗黙の了解となっています。

図のように、始値と終値をローソク足の本体で、期間中の安値と高値はそこから伸びるヒゲで表現します。

ローソク一つあたりの期間が一日の場合は日足(ひあし)、一週間の場合は週足(しゅうあし)、一月の場合は月足(つきあし)、一年の場合は年足(ねんあし)と呼びます。

ローソク足は江戸時代に出羽国の本間宗久が発案し、大阪・堂島の米取引で使われたという伝説が広く知られています。

しかし、宗久が記したとされている著作に矛盾点や時代考証的に疑念を持たざるを得ない点が多々あるため、宗久が発案者という説には疑問がもたれている。今では日本国内だけでなく、海外でも用いられます。

ローソク足は一般に移動平均線と一緒に描かれることが多い。またローソク足の下に出来高を表示することが多いです。

FXで勝てる人というのは、間違いなくローソク足をキチンと読める人です。

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