水面反射や鏡面反射と呼ばれる、画像を反転させて反射を作成する方法をご紹介します。
【技】写真を水面で反射したように見せる合成
まずは写真を用意します。
今回は写真ACさんのこの写真を使って説明していきます。
切り抜きツールを使って反射をさせたい位置で切り抜きます。
イメージ→カンパスサイズからカップサイズの縦の長さを倍にします。
イメージを上の方に持ってきます。なおこの際に背景レイヤーを標準レイヤーに変換する必要があります。
レイヤーを複製します。(レイヤー→レイヤーを複製)
複製したレイヤーの写真を反転します。(編集>変形>垂直方向に反転)
白い部分はいらないので長方形選択ツールで削除します。
こんな感じになりました。
新規レイヤーを作成して長方形ツールで白に塗りつぶします。
新規レイヤーは一番上に配置します。
メニューバーのフィルター>ノイズ>ノイズを加えるを選択します。
警告が出たら、レイヤーをスマートオブジェクトに変換します。
だいたいこんな感じで設定します。
メニューバーのフィルター>ぼかし>ぼかし(移動)を選択します。
だいたいこんな感じで設定します。
メニューバーのフィルター>フィルターギャラリーを選択します。
スケッチ>浅浮彫りを選択します。
メニューバーの編集>変形>遠近法を選択してこんな感じでドラッグして遠近感を作ります。
OKを押してください。
この作ったテクスチャはあとで使うのでpsdファイルとして保存します。
(ファイル→保存)
一番上のレイヤーを非表示にしてください。
反射させる方のレイヤーを選択してフィルターギャラリーからガラスを選択します。
そして先ほど作ったテクスチャを読み込みます。
するとこんな風になります。
反射のレイヤーに対して、レイヤーマスクをあてます。
レイヤーマスクを選択してマスクを追加して黒と白のグラデーションを下から上にかけてきます。(グラデーションツール)
透明部分を補いたいので新規レイヤーを作成して、レイヤーの一番下に置きます。
グラデーションツールで空の色っぽいのを選んで下にドラッグしてグラデーションの背景を作成します。
はい、完成です。